【TAIKKO卒業生のその後(後編)】Yuhさんが教える!国家資格FP☆完全攻略法☆私はこの勉強法で一発合格!

コラム

サワディーカー☆

TAIKKO卒業生のYuhさんの本帰国後の様子に密着しました。

前編に続き、後編として「Yuhさんが教える!国家資格FP☆完全攻略法☆この勉強法で合格!」をお届けします!

▼前編はこちら

今回の記事は本帰国後の駐在妻さんに向けて、在タイ中に何か資格を取りたい!という方に向けて資格取得の参考になればいいなと思います。


もちろんそれ以外にも、FP資格取得や効率的資格取得の方法を知りたい方に役立てられればと思います。

ゆう
ゆう

私はこの勉強法で合格しました!ぜひ参考にしていただけたら嬉しいです♪

本帰国後の再就職のために、在タイ中に資格取得の勉強をされている方が多いと聞きました!YuhさんのFP合格法をぜひ教えてください!!







そもそもFP(ファイナンシャルプランナー)とは?

「FPとは、一人ひとりの将来の夢や目標に対して、お金の面で様々な悩みをサポートし、その解決策をアドバイスする専門家です。個々人や家族のライフプラン(人生設計)に基づく将来の収支の見通しを立て、最適な資産設計・資金計画を提案、アドバイスを行い、その実行をサポートします。そのため、FPはお金の面から家計の改善を図る「家計のホームドクター®」とも呼ばれています。
FPは職業の名称で誰でも名乗ることができます。ただし、「くらしとお金」に関するアドバイスは多岐にわたるため、FPには年金や保険、資産運用、税制、住宅ローン、相続など、幅広い専門知識が求められます。そこで、「くらしとお金」に関する様々な専門知識を有していることを証明するのがFP資格です。
」(日本FP協会のHPより抜粋)

FP資格は3~1級まであり、内容は学科と実技に分かれています。
学科・実技ともにクリアして完全合格です。(ともに6割以上の得点で合格)
片方のみの合格は一部合格といい、再度その試験にチャレンジするときには合格している方の試験は免除となります。

受験自体、FP協会と金融財政事情研究会(通称:きんざい)のどちらで受けるかで実技の内容・難易度が変わります。(学科の試験内容は共通)


私はFP協会主催の3級・2級を取得しました。

試験は年に3回あり、3級は誰でも受けることができますが2級以降は3級の合格や金融機関での実務経験が必要だったりします。
また出題も法改正によって変わってくるなど、受験前に確認するべきことがいくつかあります。
FPについての詳細は本筋ではないので、ここでは省略しますが気になる方は【日本FP協会】や【金融財政事情研究会】のHPをご覧ください。

FP3級・2級に合格した効率的な勉強方法

級の難易度によって勉強時間は異なりますが、基本的な勉強方法は同じです。
私は頭が良いわけでも集中力があるわけでもありません。
なので、わかりやすくてなるべく楽しんでできる方法がいいと思いました。

YouTubeで学ぶ

まず受けた3級は比較的合格率が高いけれど、FPの内容は私にとって未知の世界でした。用語は聞いたことあるけど、教科書を読んでも難しすぎてよくわからん…。(それでも使った教科書はFP受験生の間でわかりやすいと評判の【みんなが欲しかった fpの教科書3級】なので、私の理解力が乏しいだけですがw)

そこでYouTubeで分かりやすい解説している人はいないかな?と思い

【ほんださん / 東大式FPチャンネル – YouTube】を見つけました!

FP試験・資格に興味ある?これ1本で試験のしくみから勉強法まで全て解説
まずはこの動画から!


このチャンネルのほんださんは説明上手で少し毒舌w
動画も分野ごと級ごとに分かれているので、とても見やすい★
教科書を開きながらほんださんの解説を聞き、必要な部分を教科書に書き込んで理解を深めるようにしました。

買うのは教科書のみ!問題集は買わずにサイトを活用しよう★

本来ならば、FPの教科書と過去問の問題集を買う必要があるのかもしれません。
けれど「お金の勉強をなるべくお金をかけずやりたい」というこだわりがありましたw

そこで問題集の代わりに【FP過去問道場】というサイトを活用しました!

FP2級ドットコム - 過去問題を徹底解説

学科・実技ともにこのサイトで過去問を解くことができます。
分野別・難易度別での出題も可能で、ログインして使えば自分の苦手分野の分析もできます。
スマホがあれば移動時間でも過去問演習ができるので、通勤時にひたすらゲーム感覚で問題を解きました。

YouTubeと教科書で理解を深める→ひたすら過去問を解く

FPライフプランニングと資金計画・リスクマネジメント・金融資産運用・タックスプランニング・不動産・相続と事業継承の6分野あります。


なので1分野ごとに「YouTube・教科書を見て理解→過去問」をやっていきます。
この時学科だけでなく実技の過去問も一緒にやります。

【FP3級】FP協会実技のライフ分野の計算問題は30分で満点取れる!【解法暗記】
実技試験対策の動画もあります★


学科と実技の内容は同じで、問われる角度が違うだけです。
実技には計算問題もあるので、ひたすら問題を解いて慣れることが必要。(電卓は使用できます。)
ただ過去問は3年分くらいでOKです。
法改正に則り出題されるので、逆にあまりにも過去をさかのぼりすぎても混乱します。


そして出題範囲が広いので「6分野すべて理解→6分野すべての過去問」だと最初に勉強した分野の記憶はなくなりますw


1分野ごとに「理解→過去問」で記憶を定着させることが必要です。
6分野すべてできたら、新しい年度順に過去の試験を解いていきます。

試験直前は本番同様に、過去問をきちんとプリントアウトして、時間を計ってやることを推奨しますが、私は面倒がってやりませんでしたw


勉強期間はともに4か月くらい。
3ヶ月勉強すれば合格できるということをよく聞きますが、特に2級は余裕もって勉強した方が絶対いいと思います。

この勉強法は他の資格取得にも役立ちそうですね!

「お金の勉強にお金をかけない」納得です!!

3級と2級の結果はいかに?!

まず3級は学科60点中57点、実技は100点中95点とかなりの高得点で合格できました!

FP試験お疲れLIVE配信【2022年1月】
試験当日にお疲れライブもしてます★ライブでは他の受験生のコメントで試験の難易度などもわかります。

次に2級は学科60点中39点、実技は100点中82点とかなり学科は苦戦しましたが、合格はできてました~!!!

2級は本当に6割ギリの出来栄えだったので、試験当日は「絶対落ちたわ…」とテンションだだ下がりでしたw
当日にネットで解答が公開されて、自己採点はできるのですが合格通知が送られてくるまでは安心できませんでした~

FP試験お疲れLIVE!2022年9月試験の振り返りと打ち上げ
2級受験した時のライブ。このライブでいい報告がしたくて頑張りました★

試験問題は持ちかえりです。
当日自己採点ができるように自分がどの選択肢を選んだかちゃんとわかりやすくマークしておきましょう★

FP資格を取ってみた感想

まず国家検定なので、単純に合格して嬉しかったです。

とにかく努力が報われて本当によかったです!!!


弁護士・税理士や社労士などの専門家とでなければ行えない業務があるので、FPは意味がない、巷では「FPは取得しても使えない資格」と言われていることは知っていますが、それでも取得してよかったと思います。

第140回 ファイナンシャルプランナーは意味なし?FP資格が使えない7つの理由【教養としては最高の資格】【お金の勉強 初級編】
こちらの動画を参考にどうぞ!


それは私がFP資格を使って仕事をしようというのが目的ではないことが前提にあるのですが、金融に対しての一定の知識があるということが資格という形で証明できたというのは自信になります。

以前は金融の話は難しいから経済ニュースが流れていても、「どうせ私にはわからないし…」と避けていましたが、今では「FPで勉強したから全部はわからなくても少しは理解できるかも!」と前向きに聞こうと思えるようになりました。
実際に「後期高齢者医療保険制度」の自己負担割合が変わるというニュースを聞いたときは「自己負担割合が増える対象になってもいいように、もっと老後の貯えを増やす努力をしよう!」・「医療費が高額になったら確定申告をして、節税で対策しよう」など、ネガティブなニュースも自分なりにどう解決すればいいか考えられるようになりました。

日常生活で役立つ場面

つみたてNISAやふるさと納税を実際に始めるなど、インプットしたことを具体的にアウトプットすることができました。
また公的保険制度などを学んだことにより、必要以上に加入していた民間の保険を見直すことができたのもよかったです。
せっかく税金を納めているのなら、ちゃんと国や市町村は行っている制度を活用してそれでも足りないものは民間でカバーするという意識が芽生え、無駄にお金を使わなくて済む。その積み重ねが貯えに繋がります。
その他、相続税ってお金持ち以外はあんまり関係ないんだな~とか豆知識的なことも身に付いて面白いなと思ったりしました★

とくに「保険の見直し」自分で考えて実行できるのがいいですね!

FPが活かせる仕事とは?

前途の通り、FP資格はあまり役立たないといわれていますが、保険の仕事や金融系の仕事をしている人は、会社で取得することが求められたりするようです。
あとFP2級まで持っていると金融セミナー講師をしている人もいます。
資格がなくてもセミナー自体はできるのかもしれませんが、知識の裏付けとしてプロフィールに「FP2級取得」と書けるのはいいのではないでしょうか。

ただ仕事として活かさなくても、普通に生きているだけでも持っておいた方がいい知識であると思うので、勉強すること自体は大いに意味があると思います。

再就職の際「離職期間にFP資格取得」をアピール出来たらいいな!と、思いました!

まとめ

タイで生活していたころは、再就職は億劫とさえ思っていた私が1年間のうちに2つも仕事にも役立つ資格取得をしているなんてあの頃は想像つきませんでしたw
しかし、今思えばタイでは旅行や贅沢など日本では考えられないくらいの遊びを楽しみ切って帰ったのが良かったのだろうと思います。
タイであれだけ楽しんだのだから、日本では少し頑張ってみるのもいいかもしれない、とメリハリのついた考えを持てるようになりました!
もちろん、在タイ時代から資格取得に頑張る方も素晴らしい♡

ゆう
ゆう

今回のブログは私みたいに駐在時代に遊びまくっても、案外帰国してもやっていけるもんだよ~くらいに力を抜いてもらえたら幸いです!

タイから本帰国をして改めての感想

当たり前ですが、タイと日本とでは文化・経済など環境面がかなり違います。

日本で暮らしていたときは正社員で働いていました。

それがタイでは専業主婦に!

何もかもが違う生活で、しかもコロナ禍という戻った時は前の日本とはまた少し違う生活様式に。

もちろんそれに伴う大なり小なりいろんな戸惑いや苦労もありましたが、数年間異国のタイでの生活を無事終えれて帰国できたのだから、何らかのスキルはアップしているはず★

そう思って再就職や日本の暮らしに慣れるように頑張れました。

きっとそんなマイペンライ精神は私だけではなく、タイでの生活を経験した多くの人が持ち合わせていると思います。

長い人生のたった数年のタイ生活。

でもそのたった数年がきっと振り返った時に人生に大きな影響を与えてくれたことに気づくでしょう。

だからこそ、タイにいる時間を大切に大いに楽しんでくださいね~!

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