【本帰国後のキャリア】再就職して約1年の元タイ駐妻に根掘り葉掘り聞いてみた☆

本帰国情報

サワディーカー!ゆうです☆

本帰国して約3か月が過ぎ、日本での生活にだいぶ慣れてきました。

現在は自宅でできるシュフティ―というサイトでライターの仕事を繋ぎでやっているのですが、そろそろ仕事について本気で考えなくてはという心境です。

本帰国後に再就職について不安を抱える駐妻さんも多いと思います。

そこで実際はどういう感じなのか、私より前にタイから本帰国をして、今は再び仕事を始めている友達に駐在帯同後のキャリアに関連することをあれこれインタビューさせてもらいました~!

(インタビュー内容はTAIKKOメンバーから募集しました★)







今回インタビューさせてもらったIさんのプロフィール

Iさん

約3年間の駐在生活を終え、現在正社員として元の職場に復帰して約1年になる。

職種は金融系で、職務内容は事務職。

3人の子どものママで、仕事・家事・育児に奮闘中☆

在タイ中からアクティブ&面倒みのいい性格で、みんなのお姉さん的存在。

ゆうさんとは駐在時代にご近所同士でした☆

  ※Iさんとはフランクな間柄ですが、まじめな内容なのでインタビューは敬語でのQ&Aとなっております。

休職の制度について

Q.休職の制度は何を利用しましたか?(育児休暇?配偶者の駐在帯同休暇みたいなものですか?)

A.第二子・第三子の出産で、育児休暇を繋いで休職。

1人につき最大2年まで取得できるので、4年間育児休暇を頂きました。

Q.その休職制度のに期限はありましたか?

A.育児休暇は1人につき最大で2年まで。

Q.期限内に駐在は終わりました?もしくは旦那さんの単身赴任の期間はありましたか?(ご主人の駐在のタイミングとご自身の休職のタイミングをどうやって合わせたか知りたいです)

A.駐在期間は、当初予定していた3年で終わった。
夫が先にタイに行ったので、数ヶ月間単身赴任になりました。

タイミングの合わせ方は、タイへの赴任が1年前からわかっていたことと、第二子のタイミングを話していた時期だったので想定し、生後3-4か月経ったくらいに赴任となるように計画しました。

結果その通りになりました。

ゆう
ゆう

Iさん、さすが☆

Q.もし休職ではなく退職せざるを得ない場合、どういう選択をしたと思いますか?(帯同はするか?キャリアついてどうしたか?)

A.帯同はしてたと思います。

働き方はこだわらず臨機応変に対応してたと思う。

駐在期間中について

Q.駐在期間にやってよかったことと、やればよかったと後悔していることはありますか?(キャリア関係なく全般において)

A.やってよかったことは、旅行・遊びなどです。

周りも同じ専業主婦の方たちばかりなので、気兼ねなく全力で楽しみました!

海外にいることで助け合い精神が生まれ、日本では一人で努力して完結させていたことも、タイでは良い意味で甘えることが出来たり、自分も手を差し伸べることが出来て、近しい人間関係を結べたこともよかったです。

後悔まではいかないけれど、もう少し英語の勉強をやってもよかったかなと思います(笑)

時間の制約がない環境だからこそ、ついつい先延しにしてしまったことは心残り。

贅沢な時間の使い方をしたな~と思う!

Q.駐在期間中に現職復帰か転職か迷うことはありましたか?

A.転職するつもりはなかったけれど、出産のタイミング次第では転職も視野に入れました。(全てが計画通りに行くとは限らないので)

「〜ねばならない」という考えに縛られないように、臨機応変に対応できればと考えていました。

子育ては大変なので、フレキシブルに動ける方が気持ち的に負担が軽いと思います。

Q.復職に向けて帯同中にどんな準備をしましたか?やっておいた方がいいことなどあれば教えてください。

A.会社との密なやり取りです。

そして、育児休暇の申請やその他に使える会社の制度を把握すること。

そこから考えられる複数の可能性からシュミレーションして、そこから逆算してやることを計画する。

一時帰国の時にしなければならない手続きや、帰国ができないときに必要な手続きは親にお願いすることもありました。

ゆう
ゆう

転職も大変だけど、元の職場に戻るのも制度が変わったりする可能性あるもんな~!

何にしても、こめまに調べたりするのは大事ですね☆

職場復帰について

Q.ブランクがあることで、その後の昇進や振ってもらえる仕事の内容に変化はありましたか?

A.元々在籍していた部署に戻ったけれど、4年のブランクの間に会社の制度に変化がありました。
それに伴い業務範囲が拡大し、仕事が増えました。

Q.駐在が仕事復帰後に影響を与えたことはありましたか?あればどのようなことですか?

A.海外で生活したことによって、視野が広がったこと。

タイ人のゆるさに感化されてマンペンライ精神が身に付いたので、仕事で相手の能力に対して寛容になりました。

そして、駐在期間内に3人の子育てに専念する経験があったおかげで、問題処理能力や要領良く進めるスキルが身に付いたと思います。

今の仕事の内容が直接海外に関わるものではないけれど、海外暮らしをしたからこそ身に付いたソフトスキルは仕事に役立ってる気がする~!

Q.駐妻になるか迷っている人も、このインタビューを読むことを想定するなら、キャリアを中断して駐妻になることを選んでよかったと思いますか?

A.思います。限られた期間だけ主婦と子育てと海外暮らしに特化できたから、いいリフレッシュ期間となったので。

これから仕事をやっていく上で、リフレッシュ期間を挟んだことによりまたメリハリを持って働けると思う。

Q.仕事復帰後、今後駐在の話が出たら帯同したいと思いますか?その場合はどのような形(休職や退職など)で帯同しますか?

A.場所によるけど帯同すると思います。(子どもの教育環境が整っているか、治安とかの面で心配がなければ)

配偶者の海外駐在の帯同で利用できる新しい制度が出来たので、それを利用すると思います。

Q.駐妻になるか迷っている人にメッセージをお願いします!

A.迷っているなら行ってみるのはアリだと思います。

キャリアがストップしてしまう心配もあるかもしれないけれど、長い人生の中で海外暮らしは貴重な経験になるし、リフレッシュできる期間ですよ。そして、それがまた仕事に還元できることもあります。

ゆう
ゆう

なんかわかる気がする!ってまだ私は本格的に仕事初めてないけどw

Iさん、いろいろとお話聞かせてくれてありがとうございました♡

久々に元気な顔が見れて嬉しかったし、こういう深い話できたのもとっても為になりました!

私もIさんと同じタイプで駐在期間はめいっぱい楽しんだので、今はいい意味でその反動が来て、仕事に対して真剣に向き合うようになったし、色々話を聞けてモチベーションも上がりました。

そして、特に感銘を受けたのが「『~ねばならない』という考えに縛られないように臨機応変に対応できればと考えていました。」という部分。

海外生活やこのご時世。

不測の事態が起こることは普段生活していても、実感している人も多いのではないでしょうか?

なのでIさんのように臨機応変に対応するという考え方はとても大事だと思いました。

ブランクからの仕事は緊張するし、大変なこともあるけれど再就職予定の駐妻の皆さん!ともに頑張りましょう☆

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